AGITATION#14「RADICAL ACTION -暴動劇場-」
はじめまして、MOLESTERのHitoshi IMRと申します。
MOLESTERは新宿URGAをホームとして都内を中心に活動するハーシュノイズ/Power Electronicsのユニットです。
11月22日開催の「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」に出演することになり、私のMOLESTERの活動の主な場となる「暴動劇場」と、レーベルCHI OMEGA INSTITUTEについてこのコラムで紹介させて頂きます。
「暴動劇場」とは私と第8病棟(80’s UK/ジャパニーズH.C.から影響を受けた山田涼氏によるラディカルなノイズユニット)とで主催している"ノイズ"を主軸としたライブイベントであり、その初回は2006.12.10の高田馬場プロト・シアターでの開催と記憶しています。
ただしこの時はまだ暴動劇場の企画には私は参加していません。
私が出演者として参加し始めたのは第4回目からのことで、正式な企画者としても加わるようになったのは第6回目からのことなのです。
「暴動劇場」のひとつのターニングポイントとなったとも言えるこの第6回目には、私が敬愛してやまないCRACKSTEELの他、現在は活動を停止しているTimisoara等が出演し、これ以降「ノイズ」を意識したラインナップで開催を続け、今年2009年の9月4日と5日に2daysで開催する今回で第12回目を迎える事になります。

私はCHI OMEGA INSTITUTEというレーベルも運営しています。
レーベルを立ち上げるきっかけは、この第6回目の暴動劇場と時期を同じくしており、CRACKSTEELの沫山数汎氏(他に、October Revolution,マッハドリル, schreckwurmerのメンバーとしても活躍)と2006年頃に交流を深めていったことにあります。
沫山氏は私がCRACKSTEELの熱烈なファンだと知ると、過去のレアな音源や未発表音源を聴かせてくれたのです。それらを聴いた時に私は「これを世界に発表したい」という強烈な思いにかられたのです。
これが直接のレーベル立ち上げのきっかけです。
「こんな素晴らしい音をこのまま眠らせておく分けにはいかない」という思いです。
また同時期に私は自分のユニットであるMOLESTERの音源を発表する場が欲しいと思っていました。これがさらにCHI OMEGA INSTITUTEの立ち上げを後押ししました。
CHI OMEGA INSTITUTEでの基本的なコンセプトは、"Lost a place to go"「行き場を失った」音を鳴り止まないようにしたい、ということ。
私が直接作っているウェブサイトに主なディストリビューターやショップが掲載されてます。
日本国内だけではなく世界中の人々がCHI OMEGA INSTITUTEをサポートしてくれていて、世界各国で入手出来る体制になっています。とても素晴らしい事です。
ちなみに11月22日の「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」会場内でもレーベルとしてブース出展する予定です。是非アイテムを直接手に取ってご覧ください。
「暴動劇場」でもこれまでに、TOKAGE(スイス),OVERLORD COLLAPSE(スイス),ANALOG SUICIDE(トルコ),Tommi Keranen(フィンランド)といった海外のノイズアーティスト勢のサポートも積極的に行ってきました。
イベントの興行的な面で言えば苦しい実状であったことも事実ではありますが、なによりもどれだけ有意義な場を創造できたかに焦点を定めてきましたし、これからもその姿勢で臨むつもりです。
CHI OMEGA INSTITUTEと「暴動劇場」において共通した理念としてもう一つ大事にしているポイントは、活動を始めたばかりの無名の新人アーティストのサポートです。
注目のニューカマーとしては「暴動劇場12」でも紹介するJAH EXCRETIONの名がまず挙がります。 独特のスタイリッシュなノイズがこれからどう展開されるか要注目です。
ベテランといえば、今年になってから徐々に活動を再開してきているMO*TEにも最注目です。彼もまたアンダーグラウンドでは幻のノイジシャンとして知られています。
これまでの日本の所謂ノイズシーンは世界中から関心がよせられ、学術的な評価もとても高く、実際音の強度も高いアーティストは数多くいます。
それらについてはもちろん敬意を表しています。
しかしながら同時に物足りなさも私は感じるのです。
欧米のアーティストに比べ国産のノイズに欠けているものとは...
我々はこれまでの日本のノイズシーンにはなかったタイプの"ラディカルなアクション"を重視した活動を「暴動劇場」を通じて起こしてみたいのです。
あらゆるスノッブな壁を取り除いたうえで現れる、一種の連帯を浮き彫りにしたいのです。
これはBLUE tal YOKOHAMAにおけるアンダーグラウンドの捉え方にも通ずるものがあるのでは、と密かに期待しています。
「暴動劇場」では出演者の表現を最大限に尊重していて、あらかじめ定められたトータルプランニング的なものをミュージシャンにあてはめようイベント観を拒絶します。
例えばイベントを通してVJをいれたりだとかいった所謂若者のクラブパーティー的なものとは一線を画すイベントにしています。
そんなことをせずとも同じ空気を持った人達が集まると不思議とトータル性が出てくるものと確信を持っています。
第12回目の「暴動劇場」は2daysで開催します。
これまで以上に間口を広げ、初日の金曜日には先述の新鋭ハーシュノイズJAH EXCRETIONから、LINEKRAFT(彼は「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」に出演するAlbiorix Requiemのベーシストでもあります),CRACKSTEEL等ベテラン勢までの新旧混合のラインナップで揃えました。
2日目の中ではまず仙台からやってくる"ろみ劇場"に注目です。
一人多重演奏をしながら地獄の唄を黙々と歌うというスタイルに何か我々と通ずる空気を感じて出演をお誘いしました。
それからMOLESTERとともに「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」への出演も決まったGOVERNMENT ALPHAや、先述のMO*TEにも期待が高まります。
両日共にきっと素晴らしいステージになることと思います。
是非「暴動劇場」に足をお運びください。
そしてCHI OMEGA INSTITUTE周辺のノイズにこれからもご注目ください。
(Text by MOLESTER/Hitoshi IMR)
参考:AGITATION#6

MOLESTERは新宿URGAをホームとして都内を中心に活動するハーシュノイズ/Power Electronicsのユニットです。
11月22日開催の「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」に出演することになり、私のMOLESTERの活動の主な場となる「暴動劇場」と、レーベルCHI OMEGA INSTITUTEについてこのコラムで紹介させて頂きます。
「暴動劇場」とは私と第8病棟(80’s UK/ジャパニーズH.C.から影響を受けた山田涼氏によるラディカルなノイズユニット)とで主催している"ノイズ"を主軸としたライブイベントであり、その初回は2006.12.10の高田馬場プロト・シアターでの開催と記憶しています。
ただしこの時はまだ暴動劇場の企画には私は参加していません。
私が出演者として参加し始めたのは第4回目からのことで、正式な企画者としても加わるようになったのは第6回目からのことなのです。
「暴動劇場」のひとつのターニングポイントとなったとも言えるこの第6回目には、私が敬愛してやまないCRACKSTEELの他、現在は活動を停止しているTimisoara等が出演し、これ以降「ノイズ」を意識したラインナップで開催を続け、今年2009年の9月4日と5日に2daysで開催する今回で第12回目を迎える事になります。

私はCHI OMEGA INSTITUTEというレーベルも運営しています。
レーベルを立ち上げるきっかけは、この第6回目の暴動劇場と時期を同じくしており、CRACKSTEELの沫山数汎氏(他に、October Revolution,マッハドリル, schreckwurmerのメンバーとしても活躍)と2006年頃に交流を深めていったことにあります。
沫山氏は私がCRACKSTEELの熱烈なファンだと知ると、過去のレアな音源や未発表音源を聴かせてくれたのです。それらを聴いた時に私は「これを世界に発表したい」という強烈な思いにかられたのです。
これが直接のレーベル立ち上げのきっかけです。
「こんな素晴らしい音をこのまま眠らせておく分けにはいかない」という思いです。
また同時期に私は自分のユニットであるMOLESTERの音源を発表する場が欲しいと思っていました。これがさらにCHI OMEGA INSTITUTEの立ち上げを後押ししました。
CHI OMEGA INSTITUTEでの基本的なコンセプトは、"Lost a place to go"「行き場を失った」音を鳴り止まないようにしたい、ということ。
私が直接作っているウェブサイトに主なディストリビューターやショップが掲載されてます。
日本国内だけではなく世界中の人々がCHI OMEGA INSTITUTEをサポートしてくれていて、世界各国で入手出来る体制になっています。とても素晴らしい事です。
ちなみに11月22日の「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」会場内でもレーベルとしてブース出展する予定です。是非アイテムを直接手に取ってご覧ください。
「暴動劇場」でもこれまでに、TOKAGE(スイス),OVERLORD COLLAPSE(スイス),ANALOG SUICIDE(トルコ),Tommi Keranen(フィンランド)といった海外のノイズアーティスト勢のサポートも積極的に行ってきました。
イベントの興行的な面で言えば苦しい実状であったことも事実ではありますが、なによりもどれだけ有意義な場を創造できたかに焦点を定めてきましたし、これからもその姿勢で臨むつもりです。
CHI OMEGA INSTITUTEと「暴動劇場」において共通した理念としてもう一つ大事にしているポイントは、活動を始めたばかりの無名の新人アーティストのサポートです。
注目のニューカマーとしては「暴動劇場12」でも紹介するJAH EXCRETIONの名がまず挙がります。 独特のスタイリッシュなノイズがこれからどう展開されるか要注目です。
ベテランといえば、今年になってから徐々に活動を再開してきているMO*TEにも最注目です。彼もまたアンダーグラウンドでは幻のノイジシャンとして知られています。
これまでの日本の所謂ノイズシーンは世界中から関心がよせられ、学術的な評価もとても高く、実際音の強度も高いアーティストは数多くいます。
それらについてはもちろん敬意を表しています。
しかしながら同時に物足りなさも私は感じるのです。
欧米のアーティストに比べ国産のノイズに欠けているものとは...
我々はこれまでの日本のノイズシーンにはなかったタイプの"ラディカルなアクション"を重視した活動を「暴動劇場」を通じて起こしてみたいのです。
あらゆるスノッブな壁を取り除いたうえで現れる、一種の連帯を浮き彫りにしたいのです。
これはBLUE tal YOKOHAMAにおけるアンダーグラウンドの捉え方にも通ずるものがあるのでは、と密かに期待しています。
「暴動劇場」では出演者の表現を最大限に尊重していて、あらかじめ定められたトータルプランニング的なものをミュージシャンにあてはめようイベント観を拒絶します。
例えばイベントを通してVJをいれたりだとかいった所謂若者のクラブパーティー的なものとは一線を画すイベントにしています。
そんなことをせずとも同じ空気を持った人達が集まると不思議とトータル性が出てくるものと確信を持っています。
第12回目の「暴動劇場」は2daysで開催します。
これまで以上に間口を広げ、初日の金曜日には先述の新鋭ハーシュノイズJAH EXCRETIONから、LINEKRAFT(彼は「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」に出演するAlbiorix Requiemのベーシストでもあります),CRACKSTEEL等ベテラン勢までの新旧混合のラインナップで揃えました。
2日目の中ではまず仙台からやってくる"ろみ劇場"に注目です。
一人多重演奏をしながら地獄の唄を黙々と歌うというスタイルに何か我々と通ずる空気を感じて出演をお誘いしました。
それからMOLESTERとともに「BAYSIDE÷GENOCIDE 2009」への出演も決まったGOVERNMENT ALPHAや、先述のMO*TEにも期待が高まります。
両日共にきっと素晴らしいステージになることと思います。
是非「暴動劇場」に足をお運びください。
そしてCHI OMEGA INSTITUTE周辺のノイズにこれからもご注目ください。
(Text by MOLESTER/Hitoshi IMR)
参考:AGITATION#6

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