AGITATION#10「Discord Proving Ground」

この度、2008年11月23日の「BAYSIDE×GENOCIDE 2008」に出演させて頂くことになりましたDirectLightningStroke(以下DLS)のjinと申します。
DLSの活動は2000年からスタートしました。
スタート当時はスタジオやライブハウスを中心に活動をしていました。
その当時に出会った工業系インダストリアルノイズバンド「DEFEKTRO」の内野氏から機械と音楽や表現において多大な影響と刺激を受け活動を始めるきっかけになりました。
DLSの根幹にあるのは「電気」です。
それに基づいて「故障」や「バグ」といった不安定要素を重要視しています。
十数台のTVモニターから映し出される「壊れまくった映像」そして「ノイズ」。人間の病から生まれる身体的、精神的不安定さと機械の持つ不安定さをリンクさせて体に直接作用するような表現をしていきたいと考えています。
現在私はDLSとしての活動と同時に、あるイベントを企画運営しています。
黒電話を使ってノイズを演奏する"黒電話666"の梶原氏と共同企画している、
"Discord Proving Ground"(通称DPG)です。過去のお互いの嗜好性から始まりました。
出演者の音楽的ジャンルはノイズ、実験、音響、テクノ、電子音楽、エレクトロニカ、IDM、アンビエント、サーキットベンディング、チップチューン等といった、あらゆる電子音フェチに捧げる企画です。
梶原氏はDIGITAL HARDCORE RECORDINGS等に大きく影響されたとしています。
自分が聴いてきたのは70年代のインダストリアル(TG,キャブス,DAF,ダツサトラ...etc)やMUTEのアーティストであり、阿木譲氏が編集長だった当時の大阪のカルト雑誌「ロックマガジン」や「FoolsMate」での秋田昌美氏の世界の前衛音楽の紹介記事を読みふけ、坂本龍一のNHKのFM番組「サウンドストリート」を毎週チェックしては、明大前の「モダーンミュージック」と池袋「五番街」に足繁くかよっていた世代です。
そういったバックグラウンドの違う、世代的に「隔たり」のある者同士が共に企画をすることによって、バランスの良い企画になるのではないかと思っています。
過去に開催した"DPG"には、改造したファミコンを操ってテクノを鳴らす"HALLY"や、NHKの番組でも紹介された、自作電子機材パフォーマンス双子"PUNSUCA"、蛍光灯でノイズと光の融合を見せるバンド、optrumから"伊東篤宏"、様々な電子楽器・電子おもちゃを改造し演奏する"KASEO"、テクノポップ"GEODEZIK"、シンクロした映像とビートでシャウトする、ノンポリラジカル(from デラシネ)等々そうそうたるアーティストに出演していただきました。
しかしまだまだ我々の未知な音楽も多く存在するのは確かで、日本を中心に探し求めていき、紹介していきたいと考えています。 「BAYSIDE×GENOCIDE 2008」を企画しているBLUE tal YOKOHAMAにも共通する理念を感じています。
今後も電子音好きだけにとどまらず多くの方々がクラブパーティとは一味違った電子音楽に興味をもってもらえるような企画にしていきたいと思っています。
第3回DPGが12月に行われます。
新たな刺激を求めているなら、是非とも足をお運び下さい。
よろしくお願いします!
(Text by jin/DirectLightningStroke)
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